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当院からのお知らせ

猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療薬を導入しました

2024.07.07

埼玉県川口市のこいずみ動物病院です。

 

今回は当院で新たに導入した猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療薬により順調に回復している症例についてご報告していきます。

 

  • 猫伝染性腹膜炎(FIP)とは

猫コロナウイルスの強毒型であるFIPウイルスによる致死性感染症です。

主に一歳未満の猫・多頭飼育の猫に発症しやすいという以外は、FIPウイルスへ変異する原因などは解明されておらず、過去のデータでは1年生存率もほぼ0%という非常に難しい病気でした。

 

  • 症状

FIPの症状としては主に、元気・食欲消失、発熱、黄疸、嘔吐・下痢などがみられます。

この病気では主に二つのタイプ(ドライタイプ・ウェットタイプ)に分けられ、「ドライタイプ」は腎臓や肝臓、消化器などに肉芽腫などができ、「ウェットタイプ」は胸やお腹に水(胸水や腹水)が溜まります。また、両方が混在するタイプもあります。

 

  • 診断

血液検査、画像検査、PCR検査などで総合的に診断していきます。

 

  • 治療

当院ではモルヌピラビルという薬を導入し治療を行っています。

従来のGS441524やMUTIANを使用した治療では100万円以上かかることもありましたが、モルヌピラビルを使用することで治療費を1/3~1/4に抑えることが可能です。

 

今回の症例は1歳のマンチカンの避妊メスで食欲・元気消失と発熱を主訴に来院されました。

初診日では、腹水はまだみられず抗生剤や消炎剤によって発熱などの症状は一時的に改善しましたが、その後の経過で腹水の貯留が認められPCR検査にてFIPと診断されました。

モルヌピラビルを10mg/kg/BIDで開始すると数日で元気や食欲が回復し、現在は腹水もほとんどなくなり経過良好です。

 

繰り返しになりますが、不治の病と言われていたFIPは現在は早期に診断し治療すれば治る病気となりました。

FIPと診断されたが助からないといわれた、費用が高額で治療をためらっているなどお困りの方がおりましたら是非一度当院にご相談ください。

 

 

埼玉県川口市・蕨市のこいずみ動物病院 川口

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